本小松石のお墓造り　石を磨くには．．．

2016年７月６日

こんにちは。本小松石のお墓を、産地の湯河原町にて製作しています、菅井石材の菅井です。

今日は、昨日の涼しさが嘘のような暑い一日でしたね。

只今、弊社の工場では先週造形をしました本小松石製尺角石塔のスリン（座布団）を
熟練の職人が磨き仕上げの真っ最中です。

こちらの加工は、石のほとんどが曲面の加工ですので、磨くのもやはり時間を要します。
気持ちが乱れていては、とても磨ききれませんし、仕上がりも雑になってしまいます。

よく、「魂の込もった」等の言葉を耳にしたり目にしたりするとは思いますが、

こういった気の長い作業をする時は心を整えて、お施主やご依頼してくださった方に

喜んで頂けますよう、魂や気持ちを込めて丁寧に制作させていただいております。

大袈裟に感じられるかも知れませんが、
そうしてやっと光り輝く綺麗なツヤが出ます。
磨きが仕上がりましたら、また写真をアップさせていただきます。

そして、こちらも先週造形しました（先程のスリンと同じ石塔）上台の
切り出し亀腹加工の磨き。
まだ、磨き始まったばかりですが、順調に進んでおります。

それから以前、九寸角の石塔の竿石として制作途中だったこちらの石。
残念ながらほんの少し違う色が入ってしまっていたので、その違う色の部分を切り落とし、一寸サイズを小さくして八寸角の竿石として造る事にしました。

近々、工場見学に来てくださるお客様に見て喜んで頂けますよう、綺麗な竿石（青目）に仕上げます。

明日も暑い一日となりそうですが、体調に気をつけて楽しい一日をお過ごし下さい。

有限会社菅井石材　
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有）菅井石材　