フクロウの石材彫刻〜2日目〜

2016年11月15日

こんにちは。本小松石のお墓を、産地の湯河原町にて製作しています、菅井石材の菅井です。

先週、本小松石で造るフクロウの彫刻 〜1日目〜 の様子をこちらのブログで紹介させていただきましたが、今日、やっと2日目の製作に取りかかれましたので、製作過程を紹介させていただきます。

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こちらの写真は先週の作業終了時です。「フクロウかな?」となんとなく分かるところまで製作しました。

 

さて2日目の今日は・・・

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まずは顔にくぼみを入れ、目を出しました。これは日本のフクロウ、ウラルフクロウの大きな特徴ですね。

 

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次に「とまり木と足」を彫りました。木の質感をいかにして出すかを考え、このような感じに仕上げました。

 

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そして羽を作りました。ワンパターンにならないよう、色々な模様や流れを入れています。

 

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顔周りの彫りをもう少し深くした方がメリハリがついて良さそうでしたので、再度調整しました。

こうして色々な箇所に何度も何度も手を入れ造り込みます。

 

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そして・・・このようなお顔になりました。

お客様ご夫婦の、特に奥様からのご希望で、「目は大きくまん丸に」とのことでしたので、このようになりました。

可愛いですね。製作しながら愛しさを感じてきました^^

ちなみに目玉はこの時点では鉛筆で黒く塗っております。

 

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その後も色々な箇所を微調整し、造形の完成となりました。

さて、加工作業により真っ白になってしまった石を、水で洗いますと・・・

 

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本小松石の彫刻らしい色になりました。

お客様には、石が乾いた状態、濡れた状態、どちらも楽しんでいただけたらと思います!

 

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そして最後に目玉と爪を磨いて艶を出します。

今日の作業はここまでで終了となりました。

 

いよいよ完成に近づき、とても楽しみなのですが、終わってしまうと思うと少し寂しい気もします^^;

またこのような彫刻を造らせていただける機会をいただけましたら、とても嬉しいです。

 

有限会社菅井石材
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