九寸角石塔用の「スリン」の製作
2017年7月23日
こんにちは。本小松石のお墓を、産地の湯河原町にて製作しています、菅井石材の菅井です。
今日は涼しく過ごしやすい一日でしたが、連日とても暑い日が続きますね^^;
どうかお体にはお気をつけください。
さて本日は日曜日ですが、先日より9月のお彼岸頃の納品を目指して製作をスタートしました「本小松石製 九寸角石塔 外柵」
こちらの製作を少しでも進めておこうと思いまして休日返上をし、少し手間のかかる「スリン」という加工品の製作をしました。
「スリン」とは高級型石塔の竿石と上台の間に入れる「座布団」とも呼ばれるR型のもので、これがあるとやはり豪華です。
まずは型紙を作ります。Rの感じから下部への反り具合が大事な所かと思います。
この型紙を石に当てがい丁寧に墨付けをします。
墨付けを綺麗に正確に出さないと良い仕上がりにはなりません。
余分な部分は機械でカットし、上面の削り込みの開始です。
優しい感じの丸型になるように4面、削り込んでいきます。
今度は石をひっくり返し、裏面の形作りです。
型紙のように反りが出るよう、石を荒取りしてから削り込みます。
裏面も完成しました。
見方によっては「UFO」みたいですよね^^
正しい面に戻しまして、無事完成となりました。
こちらをこれから何日かかけて磨き込みます。磨きますと上面の上段のような綺麗な本小松石の色になります。
さて明日は地元、湯河原町の共同墓地にて本小松石製 洋型石塔の建て込みです。
しっかりと準備をして、お施主様に喜んでいただける仕上げをさせていただきたいと思います!
有限会社菅井石材
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有)菅井石材 担当:菅井(すがい)
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