多磨霊園にて基礎工事を行いました。

2017年3月1日

こんにちは。本小松石のお墓を、産地の湯河原町にて製作しています、菅井石材の菅井です。

早いものでもう3月になりました。

湯河原梅林の梅も只今満開!...とのことですが、私はなかなか時間が作れず、今年はまだ見に行けておりません。

湯河原梅林の会場、幕山公園は弊社の工場から約1キロです。今週末、見に行きたいです^^

 

さて、本日は多磨霊園にて、基礎工事を行いました。

こちらのお墓は現在、弊社の工場で製作真っ只中です。

本小松石製のとても大きな石碑と長尺外柵の大変素敵なお墓が完成する予定です。

 

日本の銘石、本小松石をふんだんに使った豪華なお墓を支える基礎です。

本日の「こだわりの基礎工事」の様子を写真と合わせてご説明させていただきます。

 

朝6時に湯河原を出発し、8時前に到着しました。

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こちらの間口2m 奥行き3mの墓地に今回、お墓を建てさせていただきます。

 

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まずは強固なベタ基礎を作るため、土を全体に掘り下げます。

 

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全体を30cm掘り下げました。

 

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この面積を人力で30cm掘り下げるのは少々大変なのですが、本日は5人で作業しましたので、3人はスコップで掘り、2人は土を入れた土のう袋をトラックへ積み、約1時間で掘り終えることが出来ました。

 

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次は転圧機にて地固めです。

工場にてお墓の製作時に出る石端、ぐり石、砂利などを敷き詰め「これでもか!」とゆうくらい時間をかけて丁寧に突き込みます。

それにより、分厚いコンクリート、そして重たい石を支える強い地盤が出来上がります。

 

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転圧が終わり、コンクリート用の型枠を設置し、太いワイヤーメッシュ、鉄筋を配置します。

そしてコンクリートを流し込むのですが今回は多磨霊園の近くの生コン屋さんにコンクリートの配達をお願いしました。

とても感じの良い方が生コンを運んで来てくださりました^^

 

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まずは生コンを薄く地にならす、捨てコンです。

土を木枠で囲っているこの場所は納骨室の手前側になります。

これは「土残し」と言いまして、納骨室の地面すべてをコンクリートで覆ってしまわずに、あえて土の部分を確保します。

こうすることで、お施主様のお家が末長く代々続き、骨壺が入りきらないようなことがあっても、古い仏様の御遺骨から土に還し、納骨スペースを確保できます。

 

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捨てコンの上の層に鉄筋を配置します。お墓の基礎としてはかなり頑丈な基礎です。

 

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完成までもう少しです。

このあたりから水平を意識し始め、確認を繰り返します。

 

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一通りコンクリートの流し込みが終わり、水平もしっかりと取れました。

 

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仕上げに丁寧に均しまして

 

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完成です。

一週間の養生期間をおきまして、本小松石製のとても大きな石碑と長尺外柵の据え付け作業を行います。

完成をとても楽しみにしてくださっているお施主様に喜んでいただけますよう、残りの製作も工場にて丁寧に作りこみたいと思います。

私も完成がとても楽しみです。

 

有限会社菅井石材
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