湯河原町吉浜の寺院墓地に本小松石製洋型墓石を建立しました。
２０２１年５月２１日
こんにちは。本小松石のお墓を、産地の湯河原町にて製作しています、菅井石材の菅井です。
今日はもの凄く雨の強い一日でしたね。
災害は勘弁してほしいですね^^;
さて先日、湯河原の寺院墓地に本小松石製の洋型墓石を建立しました。
先月も洋型墓石を建立させていただきましたが、こちらもとても綺麗で美しい本小松石ならではのお墓が完成しました。
今年は偶然かもしれませんが洋型墓石のご注文が多いですね。
こちらのお施主様との出会いは、有難いことに寺院様からご紹介をいただきましてお墓をお造りさせていただく事となりました。
元々、古いお墓が中央に一基建っており、そのお墓を右に移動してスペースを確保し、新たに洋型墓石を建てることとなりました。
お施主様と何度かお打合せを重ねて出来ました図面がこちらです。
図面にて仕様が決まりましたらご契約を交わし、写真のように本小松石の原石から工場にて製作開始です！
まずは切削です。
本小松石は原石の状態で良い石、そうではない石を見分けるのはとても難しいのですが、「この石なら！」と思う原石を長年の経験と勘を頼りに丁場で吟味し、加工に入ります。
凸凹が無く綺麗な６面の立方体になるよう周りを切ります。
切削が終わると磨きに入ります。
ピカピカな鏡のように石が反射するまでに何度も研磨版を替え、磨き上げます。
こちらは磨き上げた石を竿石の形になるよう墨付けをし、刻んでいる所です。
こちらも墨付けをし、切り出し水鉢を製作しております。
全ての部材が完成しましたら墓地での据え付け設置作業です。
古い石塔を右側に移設し、空いたスペースに納骨室を設置、その上に洋型墓石を据え付けます。
最後まで気を抜かず、竿石を慎重に設置します。
墓誌も設置し、化粧砂利を敷き詰めて完成です。
背面はこのように仕上がりました。
湯河原の高台から海が見える素敵な墓地です。
お施主様がこだわりになられた彫刻文字がとても素敵です。
そしてお施主様からコメントをいただきました。
「希望通りの出来上がりで大変満足しております。お陰様で無事に法事を迎えることが出来ました。有難う御座いました！」
こちらこそ大変お世話になりました！
今後とも宜しくお願い致します。
最後までお読みいただき有難う御座いました。
有限会社菅井石材
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有）菅井石材 担当：菅井（すがい）
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