なぜ本小松石は難しいのか...
2016年3月17日
こんにちは。本小松石のお墓を、産地の湯河原町にて製作しています、菅井石材の菅井です。
今日は、5月に石塔、外柵とも本小松石で建てさせていただくお墓の外柵用の石を切削しました。
この石は、なぜ「本小松石は難しい」と我々や同業者の方が言うのかがよく判るような石でしたので、ご説明させていただきます。
石材業界は今もサイズを測る単位は寸尺で測るのですが、この石をcm表記にしますと
縦82cm 横100cm 厚26cmです。
縦 横は割と大きな石なのですが、それに比べて厚みが26cmしかない青い色の石です。
が…。
裏面を向けますと、こんなにもハッキリとした赤い色の石です。
まるで赤茶色の大地に川が流れているようですね。
今回切削した石は、1つの石の中でかなり色に違いが出ました。
本小松石は青色にも薄い青 濃い青 標準の青
赤色にも薄い赤 濃い赤 標準の赤
灰色にも 薄い、濃いがあり、切って磨いてみないとどんな色の石か正確には解りません。
他の種類の石では、ここまで色の違いは出ません。
これがこの石の難しいと言われる由縁の1つです。
この様な石でも出来るだけ無駄にしないよう、使える部分を切り出してから、製品に加工します。
弊社では本小松石を、お客様に出来るだけお安く提供出来るよう努めております。
ご興味のある方は、お気軽にご連絡下さい。
有限会社菅井石材
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有)菅井石材 担当:菅井(すがい)
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